雑記

日々のことを書きます。

虐待と空気

2014/10/15 「虐待していなくとも…」親の同意なしで一時保護、親子の面会禁止のまま長期間隔離、子どもへの危険な薬物投薬 ~医師・弁護士らが児童相談所被害の実態を報告 | IWJ Independent Web Journal

 

facebookに気になるシェアが来ていた

なんと、自分の子供2人が児童相談所に拉致をされて薬漬けにあっているというのだ。虐待もしていないのに、保育園の先生が通報をしたという。

 

僕の中では、児童相談所は、子供のことを考えながら、でも虐待に気づくことが出来なかったり、対処が足りなかったりして、世間に叩かれる。

そんな組織だとここ最近の子供に関するニュースで思っていた。

 

 

twitterfacebookではこういったほんとかウソか良く分からないツイートやシェアがときたま飛んでくる。

こういうことに対して、否定する材料が僕には無いし、肯定する材料もない。

だから、心の中で変だなぁとか不思議だなぁと思っていても、そういう発信をしている人に対して頑張ってください!とも嘘をつくな!とも言わない。

 

でも、こういう発信に対して、頑張ってください!とか、あなたの気持ちわかります!とか、児童相談所はひどいです!とか私は霊魂が見えるので児童相談所の担当者を呪います!みたいなことを言う人はちょっと気持ち悪いと思ってしまう。

 

正義感あふれる人がきっと今の世の中多いんだろう。

こういう人たちがシェアを広げ、正義感の輪を作っていく。

しかし、その輪が誤った方向に進むのをこれまでたくさん見てきた。

 

最終的には2chのニュー速VIPってところで見ました!みたいな、責任の所在が行方不明になってしまって、漠然とした「空気」が悪いことになってみんな忘れていくのだ。

 

判断材料がない正義感が断罪を行うもんだからタチが悪い。

芸能人が離婚したニュースでモラハラが問題になったりする。

そのニュースの一面を見て、モラハラするなんてひどい!若い奥さんに対してありえない!と反応になる。

しかし、実際その場で2人の間に何が起きているかなんてわからないのだ。

だから、他人がとやかく言うべきではないと僕は思う。

 

でも、言ってしまう気持ち、言いたくなる気持ちも分からないでもない。

分からないでもないから、よけいに気を付けようと思う。

 

世間がもう少し、よけいなことに首を突っ込まずに、優しくなれたらいい。


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