飽き性
僕はとても飽き性なので、物事が長いこと続いたことはほとんどない。
大学の頃にしていた4年間のAV屋のバイトと今の仕事くらいだ。
野球は小学校のとき3年生から始めて、たしか5年生で1回やめた。
中学に入って1年からクラブチームで野球を再開したけれど、結局スタメンに1度もなれず、受験勉強を言い訳に3年の途中でやめた。
高校に入って、また野球部に入った。
中学校は硬式野球でバリバリにやっていたので、ぬるい軟式野球部は楽ちんだった。
でも、結局そこでも人間関係の問題からうざがられ、2年の夏頃にやめた。
今は野球を見るのは大好きだが、やるのは緊張するのであまり好きじゃない。
学校というのは、義務教育でなくても、行かなくてはいけないと思っていたから続いた。
でも、バイトとか友人関係とか趣味とか長続きしているものはごくごくわずかだ。
友人関係は飽き性で気分屋の僕に合わせてくれる人としか続かない。
たいていの人はいやになって離れて行ってしまうのだ。
そんな僕だけれど、こんな性格も別に悪くはないのかなと思っている。
飽き性だけど、熱しやすいのでいろんなことに手を出している。
色んなことに興味をもって、すぐにやってみようと思える。
それで続く楽しさを見つけられたら一番良いのだけれど、楽しさというのは自分の内面からにじみ出るもので、そう簡単には見つからないのだ。
見つからないことがわかっているから、ふらふらといろんなことに浮気している。
だから、こんな自分は別に良いと思いながらも、何かを熱心に取り組める人をとても尊敬している。
夢中になって何かをやれるというのはとても魅力的なのだ。
だから、頑張っている人を貶すことは極力やめようと思って意識している。(それでもたまにしてしまうが)
今の目標は、4月から通う大学を真面目に2年間続けて、資格を取ることだ。
勉強に夢中になって、だれかが見たときに、魅力的な人でありたいと思う。
別に他人の目を気にして勉強するわけではないのだけれど。